「開幕前に、万博協会に聞いてみた!」&「万博会場の有毒ガス排出状況」

◆万博開幕まで1か月ちょっと、昨年3月28日に起きたメタンガス爆発からは間もなく1年です。事故の会見では、記者の「この様な場所で開催することについてどう考えているのか?」の質問に、万博協会は「協会は『ここでやれ』と言われてやっているので、見解はない」と答えました。その後6月に発表された「会期中の安全対策(メタンガス等)について」に示された対策はできたのでしょうか? 万博協会に聞いてみました。
◆併せて、2月21日に公表された、11月・12月のガス抜き管のガス検知データーと、万博協会のホームページで示されている、対策の詳細を読み込んで「万博会場の毒ガス排出状況」としてまとめてみました。2024年6月から12月までのデーターを見比べると、爆発が起きたトイレや地下ピットでは、シールや強制換気施設などの対策で検知量は減っていますが、屋外のガス抜き管の検知箇所・検知量は増えています。夢洲の土壌からは有毒ガスが出続けるわけですから、強制排気されたガスは会場内の空気中に放出されますし、パビリオンなどの建造物で地表が覆われると、ガスは出口を求め他から出るのではないでしょうか? 地面からも放出させるため「マンホールのふたに穴をあけ、地面の舗装もガスが放出されやすい工夫をする」と言っています。
来場者が呼吸する空気に拡散するわけです。これで、「安心して来てください」(記者会見での万博協会の発言)といえるのでしょうか?
 ※ 2025.3.16 資料を見やすく改訂し、チラシを作成しました。↓ ご活用ください。

<万博協会への全質問と全回答>

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