2023年12月19日
新しい署名を開始しました。大阪府在住以外の方も署名OKです。
紙署名とWEB署名の両方にご協力下さい。
有害物質が埋まる万博へ 子どもたちを招待しないでください!
毒物が埋まる夢洲
吉村大阪府知事は2023年8月30日、府内在住の4、5歳児には万博入場券の配布、小中高生は学校ごとに校外学習として無料で万博に招くと発表しました。2回目以降の無料招待についても市町村と検討していく、としています。
万博もIRカジノと同じ人工島夢洲での開催を予定しています。私たちがカジノに反対してきた理由の一つが、開催地夢洲は、「集客施設を絶対に作ってはいけない場所だ」ということです。
夢洲はごみの最終処分場のために作られた人工島です。有害物質を含む川底の泥や建設残土、産業廃棄物などが埋まっています。夢洲全体が有害重金属で汚染されているため、大阪市はIRカジノの敷地の土壌汚染対策工事を計画しています。万博の建物を建設する場合も、2.5m以上の掘削ができません。
子どもたちは観光バスで万博に来場するケースが多くなります。その駐車場は有害物質PCBの袋1万袋が埋められている場所で、PCBを土で覆いコンクリートで固める計画です。そこに子どもたちは降り立つことになります。
子どもたちの健康被害が心配です。駐車場以外も、土壌調査がされていないので、どこにどんな有害物資が埋まっているのかは、誰にもわからないのです。そんな場所で子どもたちは行動することになるのです。
災害対策が不十分
万博の開催期間は、梅雨や台風による自然災害の多い時期です。夢洲は大阪湾上に位置し、災害を受けやすい地理的条件です。また、南海トラフ地震の発生予測は10年以内30%、30年以内70~80%とされています。埋め立て地なので液状化被害が出る可能性が大きいです。
自然災害が起きたときの避難はうまくいくのでしょうか。夢洲には避難路が2ルート(橋とトンネル)しかありません。一日あたり約15万人の入場者予測ですが、とても2ルートだけでの避難は不可能ですし、今まで橋は強風で、トンネルは冠水で通行不能になっています。
橋やトンネルが使えないと生活物資が途絶える文字通りの孤島になってしまいます。
子どもたちの命と健康を守るために以下を要請します。
大阪府知事 吉村洋文様
大阪府教育委員会教育長 橋本正司様
- 有害物質による健康被害の危険性がある夢洲・万博に子どもたちを招待しないでください。
- 自然災害の危険性が高い夢洲・万博に子どもたちを招待しないでください。
- 自然災害が起きたときに避難が不可能な夢洲・万博に子どもたちを招待しないでください。
取り扱い団体 夢洲カジノを止める大阪府民の会
署名集約先 〒536-0008 大阪市城東区関目6-4-2-103
090-8536-3170 メール stop-casino@vosakaf.net ホームページ https://vosakaf.net/
紙の署名用紙はこちらからダウンロードできます
5月2日、第1次集約分の署名を提出しました。
5月2日、第1次集約分(2023年12/19~2024年5/2)を提出しました。
今後も署名活動を続けます。