学校等への「夢洲」情報の提供(第2弾)

2024年9月17日

大阪府による学校単位での「万博子ども招待事業」は大阪府教育庁により進められています。2024年度1学期に学校等への「参加意向調査」があり、当会では、4月から5月初めまで、大阪府下の公立小中学校、高校(公立・私学)、専修学校、支援学校の全校に夢洲が人が立ち入るべきではない環境であることを情報提供しました。 
10月13日からはこの事業の仮予約が始まります。
ようやく夢洲・万博の問題について報道されるようになりましたが、街頭での対話やシール投票では、まだまだ知らない方が多い状況です。
そのため、当会では府下の仲間と力を合わせ「子ども遠足(修学旅行)招待」の仮予約の前に、大阪府下の公立小中学校、高校(公立・私学)、専修学校、支援学校の全校(1760校余)に再び、夢洲の最新情報を提供をします。そして国内の88の教職員組合にも夢洲の情報について知らせます。

前回の情報提供活動の後の3カ月の間に、隠蔽されていた夢洲の危険情報が所轄部署への問い合わせ、聴き取りや団体協議を行う中で明らかになっています。大阪府教育庁の職員にも夢洲の危険情報について当会は説明しています。教育庁の職員と対話する中でわかったことは、府教育庁は万博協会や万博推進局の情報だけを確認しているだけで、夢洲に関する情報を積極的に集めようとはしていませんでした。学校に遠足等の行事としての参加を促しながら、危険性については知っていても目をつむるという無責任で見逃せない事業の進め方をしています。

「教職員の皆さんへの手紙」は、行事として夢洲を検討するときのシミュレーションを示しています。添付資料では有毒ガスや毒物についての最新の情報をお知らせしています。学校関係者や保護者はこれらの内容を十分理解していただきたいと思います。また、地震・台風・落雷・など、災害は、年を追うごとに巨大化し頻発しています。夢洲は埋め立て地で、このような災害にも脆弱な土地です。そして、災害発生時に避難する経路も限られており、大変危険な場所なのです。子どもたちのいのちを守るために、夢洲の危険情報を知らない方に広げていきましょう。

参考動画・・・・分かり易いのでぜひご覧ください

「大阪府教育庁」と「こども家庭局」の職員に夢洲の有毒ガス等の情報提供をしています。

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