先日、当会のホームページの問い合わせに「7月23日~24日に行われる大阪・関西万博のイベント『未来をつなぐeスポーツの力』に、過去に差別発言や特定の病名を用いて人を揶揄するなどの言動を行った者がタレントとして出演予定となっている。」といった内容のメールが送られてきました。添付されていたサイトやユーチューブからその人物が差別発言をしているのは明らかでした。他のゲーム中継動画も調べてみると、そこでも黒人の方に対して容姿差別をしています。この様な差別的な発言をされる方を出演者として招く万博協会の人権意識の欠如は、安全対策軽視や悪質な業者の参入を許した万博工事未払い問題など諸問題の本質の表れと言えると思います。
また、万博協会は「すべての人の人権の実現」を前文に掲げるSDGsの達成に貢献するとし、万博は子どもたちの学習の場でもあると言っています。
私たちは、このこと放置してはならないと考え、万博協会に抗議と申し入れをしました。
差別発言を繰り返す人物の万博イベントへの出演を容認した万博協会に抗議しました。
