大阪IR株式会社による、大阪・夢洲地区 特定複合観光施設運営事業 環境影響評価準備書 説明会 のハズが・・・

▼ 今日11/11(金)、環境アセスメントの説明会。IRカジノ事業者(大阪IR株式会社)が「IR工事が環境にどういう影響があり対策はこうしています」という説明会のはずでした。「はずでした」というのは、説明すべき大阪IR株式会社の社員が一人も出席していないのです。 出席しているのは、大阪IR株式会社の出資者(株主)のMGM、とオリックス、コンサルタント会社の関係者だけ。
 これまで他の環境アセスメントの説明会に出席されている方が「事業者が出ないのはおかしい。条例に違反している可能性がある」と言われていました。
 
「なぜ事業者の大阪IR(株)の社員が出て来ないのか」の説明を求めましたが、答えないまま進行しようとします。45分ほど問い続けましたが、答えません。「これでは正式な説明会とはならない。やったというアリバイに利用されるだけだ」と判断し、参加者約30人少しの内、約20人の人が退出しました。「今日の説明会は1回とは勘定しません」と宣言して退出しました。

 私は大阪IR(株)の人に会い、質問できることを楽しみにしていました。というのは、大阪市のHPにある環境アセスの事業者の問い合わせ先にかけると、委託会社の人につながるだけでした。また大阪IR(株)のホームページには、連絡先(電話、メール)の記載が一切なく、今日まで連絡したくても連絡しようがなかったからです。ちなみに、当会のメンバーが、8月10日にIR株式会社の所在地と明記されているところに、要請に行きましたが、看板も無く、人影も見当たりませんでした。(こんな、実態も不明瞭で、住民との接触を嫌う会社と大阪府市はそもそも契約するのが間違っていると思います)

 やっと会って質問できると思って今日参加したのに、上のような状況です。環境アセスの書類を読み、質問もたくさん用意してきました。本当にがっかりしました。実施されれば、大阪市民・府民の生活・環境に長きにわたり多大な影響を及ぼす、初めての事業です。次回からは、大阪IR株式会社の責任ある立場の人が説明し、一方の契約主体である大阪府・市の責任者も同席すべきです。そうしないのは、あまりにも無責任です。

大阪市がお金を出すIRカジノ敷地の土壌改良工事(788億円)も大阪IR(株)が受注しています。こんな会社に任せたらアカンわ、と思いました。 

■ 次回以降の日程は以下の通りです。1時間前に会場前で抗議街宣をします。夜で寒くなりますが、できるだけの参加をお願いします。

〇 2023年11月13日(月) 19:00~20:30(開場・受付開始:18:30) 18:00 集合
  場所:此花区民一休ホール 1F ホール(大阪市此花区四貫島1丁目1-18)  
  定員:100名(事前申し込み不要・先着順)

〇 2023年11月16日(木) 19:00~20:30(開場・受付開始:18:30) 18:00 集合
  場所:ポートタウン西ビル 2F 大会議室(大阪市住之江区南港中3丁目2-77)  
  定員:100名(事前申し込み不要・先着順)

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