※参加者レポートの後に写真(開催団体代表・講演者)および決議の動画を載せています
集会の趣旨については、次の記事をご参照ください。
報告1 井上眞理子さん
本日は「日本のどこにもカジノはいらない 3.14全国交流集会in大阪」に参加しました。参加者はリアルが70名、オンラインが50名計120名で大盛況でした。
*記念講演は鳥畑与一氏「オンラインギャンブル蔓延下における日本・大阪IRの危険性」でした。鳥畑氏の講演はいつもながら、詳細なデータに基づいて説得的なものですが、今回は特にオンラインギャンブルに重点を置き、その危険性を①アクセスの容易性、②秘密性と匿名性の大きさ、③賭け対象の無限性と高密度化、⓸デジタル通貨使用による現金感覚の喪失と借金の容易性、⑥SNS上での様々な宣伝に曝されてしまう、⑥ゲームやスポーツとの境界が曖昧化でギャンブルへのハードルが低下、⑦プロファイリング
⑧AIによる動的ハウスエッジ調整、の8つにまとめられました。
実際にアメリカではスポーツ賭博が盛んで、大リーグの投手の次の球はストライクかボールか、というようなことまでが賭博対象になり、AIが即座にオッズを計算して示すということです。よくニュース等で試合中にグランドに猫が侵入したとか、アヒルが侵入したとか報道され、笑いを誘っていますが、「これも賭博の対象ではないか?」と疑心暗鬼になってしまいます。
余談ですが、鳥畑氏とは2023年に日本社会病理学会大会シンポジウム「IRカジノ問題と社会病理学」で、シンポジストとしてご一緒したことがあります。
その後は各地からの報告が続きました。報告者は以下のとおりです。
①大阪:中山直和氏(カジノに反対する大阪連絡会)
②長崎:今井一也氏(弁護士)
③愛知:水谷大太郎氏(弁護士)
⓸北海道:猪野亨氏(弁護士)
⑤東京:釜井英法氏(カジノいらない東京連絡会 弁護士)
IRカジノ開設が実際に決まり、工事も行われているからですが、やはり大阪の闘いは抜きんで強力で多方面に展開しているな~というのが感想です。私などは住民投票条例制定直接請求署名運動の前から運動に参加しましたが、それ以前から頑張って居られる諸先輩に頭が下がりますし、この一大運動に参加できて光栄に思っています。
県知事がいち早く名乗りを上げた愛知県では「中部国際空港島特定複合観光施設区域整備実施方針」(案)をすでに公表しており、2026年秋~2027年春に事業者選定を予定しているそうです。
最後の討論ではフロアから、山川氏が全国署名運動を提案された他、多くの意見が出されました。最後に「日本のどこにもカジノはいらない」宣言を採択し集会は成功裡に終わりました。
報告2 NMさん
3/14「日本のどこにもカジノはつくらせない」全国集会に行ってきました。
◆日本にカジノを目当てに観光に来る外国人は考えてるほどいない。行くのは日本人。
◆日本のIRを巡る環境も激変した。オンラインギャンブルの危険性、特に、青少年に与える影響は無視できない。
◆カジノは冷え込んだ経済の起爆剤にはならない。不幸な人を生み出し、社会を貧しくする。
◆やるやると言ってる、ギャンブル依存症対策もできてない。こんなことに公金を使って進めることに反対‼️
✊これから✊
裁判に勝つこと❗️
カジノ反対の世論を盛り上げて、まずは大阪からカジノを止めていきましょう‼️
報告3 長尾ゆみ子さん
カジノに反対する活動を進めてきた市民団体が全国のカジノ反対市民団体とオンラインで繋ぎながら初めての全国集会がありました。記念講演は鳥畑与一教授による「オンラインギャンブル蔓延下における日本、大阪IRの危険性」について現在の日本におけるカジノの意味を話してくれました。高市政権になり成長戦略は2010年から見て激変しています。高市発言により中国観光客は激減、むしろ今はオンライン化と地上型のカジノをセットして進んでいます。富裕層狙いというよりオンラインギャンブルでごく普通の人を狙いうちです。ラスベガスさえも収益が低下する今、主流はオンラインカジノであり、スポーツカジノなど対象も10代から20代をターゲット、AIを駆使して巧妙にギャンブルにのめり込むようにしていっています。にも関わらず日本ではわざわざ税金を投入し、夢洲という土地改良までやってまでしているのはまさに日本に活路を見出す怖しい企だてです。IR開業させオンラインを合法化させたいのです。今こそカジノを巡る攻防、私達の闘いが求められています。
1.カジノに反対する大阪連絡会の中山さんは早くからカジノ反対の闘いの蓄積と共に裁判闘争報告、IRがマカオの業者に代わり性産業と抱き合わせた若年層を狙い、それにより犯罪を誘発、被害甚大と訴えられました。
2、各地の闘いでは、長崎、名古屋、北海道、愛知からありました。長崎はカジノに賛成の知事が当選し、まだ油断は禁物です。また北海道は知事がかなり前のめり、東京もカジノ誘致の予算を毎年組んでいてやめるとは言わない。特に2月に誘致を発表した名古屋は現存の国際空港を使う事で県は既に運営事業者に売却の為油断はできません。それぞれ弁護士さんが担っているのですが、幅広い市民の力がいると感じました。3、夢洲カジノを止める府民の会山川さんから国策として進める維新の政治と対抗していき、主権を取り戻す住民運動とし捉え全国署名などを通じ運動を広げる決意を訴えました。他には大阪府教育庁はカジノを依存症対策の一部としか考えていない事や米英でも深刻なカジノ問題になっているのに、逆に日本は税金で推進する悪どさを指摘する意見、裁判原告の方からは陳情書を毎回提出すると自民や公明の議員も追及してくれているので裁判以外の闘いの必要性も話してくれました。元吹田公明党議員の方はこれからも反対を続けるとの決意、石油さえ枯渇している日本が建設するな!や在日韓国人の方は市民を蔑ろにする政治への怒りを訴える発言等濃密な集会でした。最後にカジノは日本の何処にも要らないと掲げで闘うと宣言しました。

新里弁護士のお話

鳥畑与一さんの講演
決議を述べる吉田弁護士

