新たに明らかになったGAエリアの”メタンガス””有毒ガス””汚染土壌”の情報を説明 ➡「学校や保護者に夢洲の情報を伝えず、『万博への入場は学校や保護者の決定による自己責任』とするのは許されない」と述べました
8月9日、大阪府庁にて、大阪府知事と大阪府教育長に「子どもを危険な万博に招待しないで」署名(第2次提出)9,522筆(WEB署名8,396筆・紙署名1,126筆)を提出しました。前回提出の3,936筆を加えた累計数は13,458筆になります。署名数は日を追うごとに増えています。
大阪府の応対は、大阪府教育庁教育総務企画課参事、教育庁総務企画課教育政策課教育政策グループ課長補佐、福祉部子ども家庭局子ども青少年課万博招待事業グループ課長補佐の方々でした。
「子ども招待事業の中止を求める要望書」を提出
「大阪市環境局や万博協会はメタンガス爆発について検証しておらず、万博工事を継続している。教育庁は環境局や万博協会の発信を鵜吞みにしているにすぎない。本日、子どもたちが足を踏み入れるGWエリアの危険性について伝えたので、情報を確認し、学校や保護者に情報を伝えるべきである。それらの情報を知りながら、なお招待事業を進め、健康被害が起きれば、府と府教委の責任であり、そのような万博招待事業はすぐにやめるべきである」という主旨の「要望書」を提出しました。
添付資料 ーGW(グリーンワールド)エリアは危険ー
当会では、3月28日に起きたメタンガス爆発事故の原因について大阪市関係局および万博協会の発表から情報収集をしてきました。それによって明らかになったのは
㋐ 3/28に爆発のあったGWエリア(休憩や昼食などで使う)は大気拡散をおこなうガス抜き管がほとんどない。(2月~6月)で各種有毒ガスの基準値オーバーが1,300回以上検出されていて、これからも出続ける、非常に危険な場所である。なぜ、ガス抜き管が無いのかを関係部署に聞いたところ、「埋設物の内容からメタンガスの発生は少ないと想定していた」との事だった。➡下の資料①、②(1)、(2)の3枚
㋑ GWエリア(休憩や昼食などで使う)は元々地下に特に有毒なヒ素やセシュームなどが埋まっているが、その上に夢洲内での掘削で生じた汚染土を載せ、施設がつくられている。これについては、上記と合わせ、健康を害する恐れがある。汚染土で覆われる件については、大阪市環境局と万博協会とが交わした土地貸借についての契約書に明記されている。➡下の資料③
資料① 夢洲1区(GWエリア)のガス抜き管・敷設図ー爆発現場付近にはガス抜き管は無く、大気拡散されていない(今も状況は同じ)
資料②-1 万博用地、有毒ガス検知結果
資料②-2 GWエリア施設配置と有毒ガス発生状況/有毒ガス基準値超え回数
資料③ 「日本国際博覧会開催に係る市有財産使用貸借契約書」第18条
「万博子ども招待事業」への意見を伝える手紙
書名手交の場は人数の制限があり、「万博子ども招待事業」への意見を伝える手紙を預かり、要望書と共に提出した。