-とってもわかりにくい情報発信です/そしてGW工区はいつも危険-
昨年3月28日のメタンガス爆発の後、万博協会は記者会見で対応策を尋ねられた時の答えの一つが「今日のメタンガスみたいな(情報の公開)」というものでした。また、本年4月6日のテストランで爆発可能なメタンガス濃度が来場者により検知、消防署に通報されて、万博協会は今後は毎日メタンガス濃度を測り、公表することにしました。
ところが万博協会のホームページを開いても情報はどこにも見当たりません。万博協会に問い合わせても電話には出ません。そこで万博推進局に問い合わせたところ、情報の取り方を教えてくれました。次の通りです。
万博ホームページ https://www.expo2025.or.jp/
➨HPトップの左下の赤塗りの「今週の万博」➨「会場・施設情報」の3つめ文…気象・安全情報はこちらからご覧ください(PDFファイル)➨「〇月〇日の気象安全情報」
その一番下に「ガス安全確認状況」
万博アプリ 「会場の運営情報」➨「今週の万博」、以下HPと同様に進みます。
分かりにくい。たどりつけない仕様になっています。
トップページに大項目であげ、ワンクリックで情報を見られるようにすべきです。
ガス情報の問題点
▸何時何分に確認したのかの記載がない
▸各種有毒ガスの濃度の記載がない
「暑さ指数」=校内においても重要な情報。学校関係者は自ら確認していると思います。
「雷注意報」=重要です。万博協会は雷注意報が出たら、大屋根リングの上の来場者を降ろすのでしょうか。4月10日、奈良市にある帝塚山学園のグランドに落雷があり、生徒6名が被害にあいました。その日は大阪府下全域に「雷注意報」が発令されていました。開幕前ですが、協会は大屋根リング上の人を避難させたのでしょうか。そのような報道はありません。今後、雷注意報が発令されたら、リングに近づかない措置を迅速にとるのでしょうか。協会の指示を待たず学校側が判断しなければなりません。
「有毒ガス」=西ゲート付近で大量発生しています。その場所でキッチンカーが調理しています。万博協会も経産省も裸火の使用を許可しています。休憩所に指定されていてもこのエリアには近づいてはいけません。詳細は当会の「夢洲危ない情報」の記事をご覧ください。当会は4月8日に大阪府下の万博招待対象校に危険情報を手紙で送っています。現場が危険とわかりつつ、児童生徒を引率し、事故にあった場合は、引率者が法的に責任を問われます。決して「万博会場の危険性」を安易に受け流してはいけません。
<一般来場者の皆様へ>「万博会場内の西ゲート付近は現役の廃棄物処理場で「立ち入り禁止」の場所です。そこで万博を開いているので、危険であるのは当たり前です。近寄らないでください。また、災害時に夢洲から逃げるルートが地下トンネル1本と橋が1本のみです。しかもトンネルも橋も災害時には、通行が可能かチェックが要するインフラです。夢洲内に来場者は足止めされます。雨天であった開幕日に、身を寄せる場もほとんどなく、びしょ濡れで震えておられた来場者が多く見受けられました。