<報告>2.24 第2回「夢洲IR・カジノ大阪府民公聴会」~カジノ・万博やめて被災地支援を~

日時:2024年2月24日(土)12:00~15:00
会場:茨木市オークシアター

夢洲IR事業を進める吉村知事や横山市長には、ぜひ府民の思いを聴いてほしいと、「公聴会」と銘打って府民と大阪府市との双方向の対話の場として開く「府民公聴会」。前回に引き続き、大阪府市や国の参加はありませんでした。第1回目は大阪市内での開催でした。第2回は、大阪府の北部地域の住民たちが参加しやすいようにと、北部地域の主に茨木市、吹田市、高槻市、枚方市、池田市、豊中市で活動している府民の会の皆さんが企画・準備・当日の運営を担われて開催できました。

<参加者>大阪府下45市区町から396人が参加しました。そのうち、北部地域(枚方市を含む)からの参加者は220名を超えました。国・府市に出席を求める賛同人119人(国会議員関係7・地方議員関係84(26市区町)・弁護士7・学者宗教者21)でした。→資料1参照

 

当日の動画をMovie Iwj(インディペンデント・ウェブ・ジャーナル)さんが録画し、ユーチューブで配信されていますので、どうぞご覧ください。

<プログラム> →資料2・3参照

12:00 開会 講演 西谷文和さん「万博崩壊と夢洲カジノ」・・・・いつもそうですが、面白くてタメになる話をして下さいました。
 「万博会場の隣のカジノ敷地では土壌改良工事が進められており、PCBなどの有害物質が飛散していて万博会場にも飛んで来る。そんな所に遠足などで子どもたちを連れて行くのは大きな問題だ」と命や健康に関わる指摘がありました。

13:00 府民からの声・公述・・・・主に北部地域の10人の方が夢洲万博・カジノのへの問題意識を語られました。「万博・カジノをやめて被災地支援」の訴え。建設労働者、保護者、地元の住民、障害者の立場からの問題点の指摘。土木建築の専門家からみた夢洲の地盤問題。医療専門家からみたギャンブル依存症の重大性と不十分な対策。野鳥のホットスポットとしての夢洲とその保全の重要性。カジノにおける人権侵害。そして不当な実施協定についての公述でした。

◆議員さん方からの応援メッセージ・・・・ご挨拶および届けられたメッセージから、「共に万博・カジノを止めましょう!」と力強い言葉をいただきました。また、「さすが大阪の議員さん」と思わせるような面白い表現が連発されるお話もあり、元気をいただきました。

◆そして真打登場。お馴染みの「豊中ノーカジノシスターズ」の漫才はいつも場を和ましながら、権力をいじりまくります。維新に飼いならされた吉本の芸人は見習ってほしいものです。

◆みんなで意見交換・・・・最後にみんなで意見や活動の交流。「住む地域の小学校の教頭に面会し、万博に連れて行かないように話し合った」との話は参考になりました。大阪府下の全校区でこの取り組みが出来たら、万博は止まるかも?と思いました。

◆終了後、市内をパレードしました。 (写真は出発前の集合写真)

◆長丁場でしたが、参加の皆さん最後までありがとうございました。

(リポート 事務局)

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