昨日11/17,午後7時から、住之江区南港ポートタウン西ビルで環境アセスメント準備書の説明会がありました。カジノ施設の近くの3行政区が対象の説明会で、この日が最終日でした。
それに先立ち、12名ほどで最寄り駅前でビラまき、アピールをしました。すこぶる反応はよくて、ビラも4人に1人の感じで受け取ってくれました。やはり、地元ということで関心が高いのだと思います。
私たちは1,2回目に事業者自身が1人も出席せずコンサルや出資者任せにしているので、大阪市に対し指導するように要請書を出しました。大阪市がそれを受けて、事業者に伝えたことを確認しています。 さて、どうだったかというと、今回もやっぱり事業者の大阪IR㈱は姿を見せませんでした。(住民参加者は35〜40人) 「環境評価条例違反!」「説明会、不成立!」「なんで、出てこんのん?」の声があちこちからあがりました。 司会者は抗議を無視し、我田引水の説明が終わり、質問に入りました。私たちは説明会不成立を前提にしつつ、IR㈱の幽霊ぶりを質問しました。実体のない梅田の事務所、電話のない会社。問い合わせ電話番号を尋ねましたが、答えませんでした。環境アセスメントやIR工事について知りたくても問い合わせ方法がないのです。異様としか言いようがありません。
今回の特徴は地元の出席者の方が多く、たぶん10人近く来られていたでしょうか?そして、地元ならではの質問があったことです。例えば、工事車両の通行路を変えてほしい、出てきた残土の処理方法、解除権行使した場合の後始末をどうするか、などです。 これらの地元なら当然の質問にも、これから検討とか市に聞くとか無責任でずさんな回答ばかりでした。地元の方には隣接するが故の不安がいっぱいあることがよく分かりました。(コンサルタント会社のレベルが低すぎです)
私は夢洲で育つ植物で準絶滅危惧種のカワヂシャの保全について尋ねました。「種を取り研究機関に寄贈したと言うが、それでは自然に配慮したことにはならない」と問いましたが、法的にはそれで足りるのだと答えました。他の動植物についても、近隣の地域にもいるから特段の配慮は要らない、という説明ばかりでした。つまり、夢洲で見られなくなっても構わないということなのです。
万博工事で夢洲の生態系は失われつつあります。SDGSを唱えながら、さらに自然破壊を重ねるカジノを止めなければと強く思いました。
終了後、参加していた12,3人でミーティングをしました。意見書には一つひとつに答える義務があるから、意見書をたくさん出そうと話し合いました。
意見書受け付けは下記から