万博協会が発表している会場の情報をみる方法 <注目> 暑さ指数と万博遠足

<確認!> 万博遠足=会場に行く前に/万博協会が発表している会場の情報をみる方法

-とってもわかりにくい情報発信です/ガス情報「安全にご来場いただけます」は本当か?-

-各学校は遠足の当日を迎えるまでに、いつ、どの時点で決行や中止を判断し、やめる場合や予定変更する場合はどうするのか、具体的に考えておく必要があると思います

サイトの構成> 

会場情報の見つけ方 → ②暑さ指数に注目した危険性 → ③学校が万博遠足の中止を連絡する方法

<①会場情報の見つけ方

万博ホームページ https://www.expo2025.or.jp/
➨HPトップの左下の赤塗りの「今週の万博」をクリック

➨「会場・施設情報」の3つめ文…「気象・安全情報はこちらからご覧ください(PDFファイル)をクリック

➨「〇月〇日の気象安全情報」

②暑さ指数に注目した危険性>

環境省の「暑さ指数」のサイト  https://www.wbgt.env.go.jp/sp/wbgt.php

環境省 → 28℃以上で「警戒」レベルとしている。「炎天下を避けるように」とある。

万博協会 → 「暑さに警戒してください」とあるが、万博会場では炎天下を数十分歩くことが求められる。暑さへの対処ができない場所であるので「来場は見合わせて下さい」とするべき。

学校が、中止や予定変更を決めた場合の手続き>

無料招待事務局のコールセンターに電話して、中止、あるいは予定変更の連絡をする。
それ以降は、その旨のメールを送っておき、当日の9:30以降にコールセンターに確認の電話をする。
ということです。

<お知らせ 5/26>

大阪府教委と大阪市教委の万博遠足担当者に当会メンバーが電話して聞いてみました。

どちらも、暑さ指数と万博遠足実施についての指針等は示しておらず、「あくまで学校判断」との立場です。

府教委担当者は教員経験者でもないので、日常の学校の活動で暑さ指数がどう考慮されているのかその実態をご存じないようでした。
市教委の担当者は、暑さ指数によって、プールを中止したり時間を短くしたりする例はよく聞くが、だからといって、万博遠足について、改めて、何か判断基準を示すようなことはしないと言っていました。すべては学校・校長の責任ということです。学校が、中止や予定変更を決めた場合の手続きについても聞きました。

無料招待事務局のコールセンターに電話して、中止、あるいは予定変更の連絡をする。
それ以降は、その旨のメールを送っておき、当日の9:30以降にコールセンターに確認の電話をする。
ということでした。

各学校は、当日を迎えるまでに、いつ、どの時点で判断し、やめる場合や
予定変更する場合はどうするのか、具体的に考えておく必要があると思います。

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万博会場の「会場・施設」情報は分かりにくくたどりつけない仕様になっています。
トップページに大項目であげ、ワンクリックで情報を見られるようにすべきです。

ガス情報の問題点毎日のガス濃度を公表する」と云っていたのに、公表されていない!=
会期途中からガスの種類名もなくなり、ただ「安全にご来場いただけます」のみを記載している。

「暑さ指数」=校内においても重要な情報。学校関係者は自ら確認していると思います。

「雷注意報」=重要です。万博協会は雷注意報が出たら、大屋根リングの上の来場者を降ろすのでしょうか。4月10日、奈良市にある帝塚山学園のグランドに落雷があり、生徒6名が被害にあいました。その日は大阪府下全域に「雷注意報」が発令されていました。開幕前ですが、協会は大屋根リング上の人を避難させたのでしょうか。そのような報道はありません。今後、雷注意報が発令されたら、リングに近づかない措置を迅速にとるのでしょうか。協会の指示を待たず学校側が判断しなければなりません。

「有毒ガス」=西ゲート付近で大量発生しています。その場所でキッチンカーが調理しています。万博協会も経産省も裸火の使用を許可しています。休憩所に指定されていてもこのエリアには近づいてはいけません。詳細は当会の「夢洲危ない情報」の記事をご覧ください。当会は4月8日に大阪府下の万博招待対象校に危険情報を手紙で送っています。現場が危険とわかりつつ、児童生徒を引率し、事故にあった場合は、引率者が法的に責任を問われます。決して「万博会場の危険性」を安易に受け流してはいけません。

<一般来場者の皆様へ>「万博会場内の西ゲート付近は現役の廃棄物処理場で「立ち入り禁止」の場所です。そこで万博を開いているので、危険であるのは当たり前です。近寄らないでください。また、災害時に夢洲から逃げるルートは地下トンネル1本と橋が1本あるのみです。しかもトンネルも橋も災害時には、「通行が可能か」のチェックを要するインフラです。夢洲内に来場者は足止めされます。雨天であった開幕日に、身を寄せる場もほとんどなく、びしょ濡れで震えておられた来場者が多く見受けられました。

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